うつ(鬱)病:隣人に光が差すように
同じように、うつ(鬱)病や偏頭痛持ちで苦しんでいるかもしれない皆さんを少しは楽にできたらいいなと思って書く日記のようなもの
「デッドエンドの思い出」よしもとばなな
切なく、行き場を失った愛の成り行きや、別離した二人がまた愛を確認する物語が収められた健気な話の多い短編小説集です。
うつ病等で苦しんでいた人には共感ができる、何となく安心感のある話だと思います。

これも過去に読んだメモで、選びました。ちょっと詳しい詳細は分からなく、中途半端なレビューになり、申し訳ありません。
でも私の中では、当時の評価は高く、救われたと書いていています。
よしもとばななの本は重たい感じの文章ではないので、読める状況の人はさっと目を通してもそんなにダメージは受けないと思います。


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「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」ランス・アームストロング
著者である者ランスは、世界一の自転車選手として栄光にみちた競技生活を送る実力があり、実績もあった。
しかし、突如、癌と診断され、やむなく、長くつらい闘病生活に入る。何とか生きることが叶ったが、彼はその間いろんな問題を抱えた。自転車競技に復帰するなんてとんでもなく、筋力等必要なものは失われてしまっていた。
しかし、まわりの応援もあり、いろんな問題を一つ一つ解決していく。そして彼は、おそらく、スポーツの中でもっとも過酷と思われる、ツール・ド・フランスで奇跡の復活優勝を遂げる。
そういうことをランズ本人の視点で描かれている。

すばらしいドキュメント小説だと思う。病気を経験した人は共感するだろうと思います。
今はこうでも、いつの日かと思える何かがこの作品にはあります。

彼は、その後ツール・ド・フランスを7連覇するというかつてない偉業を果たし、引退しました。
その栄光はツールファンによって語り継がれていくでしょう。

私は欝で今は小説が読めないので、昔読んだ本で感想等メモのあるものから、希望の持てるものとして、この作品を選びました。
自転車競技に興味がない人でも、問題なく読めると思います。
私は自転車が趣味ですが、この小説を読んだ当時、ツール・ド・フランスがどういうものか良く理解しないまま、薦められたので読みましたが、全くそういうことは問題ではありませんでした。もし苦難から這い上がって、自分自身に希望を見出すことが必要になったら、読んでみてください。

ちなみに、続編にあたる「毎秒が生きるチャンス!」は正直にいって私には合いませんでした。



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「阿弥陀堂だより」南木佳士
まず、この方について知って欲しいと思います。
著者は、医師として働いていて、小説家になりました。
また、医師であるのですが、鬱病になってしまいました。
著者の作品をいくつか読むとこれらのことが分かります。
私はこれらのことは、その後読んでいく作品やエッセイで知りましたので、この作品を読むときは先入観なく読め、鬱病経験者である私を少し楽にしてもらいました。

ストーリーは、作家としての行き詰まりを感じていた孝夫。医者である妻が心の病を得たのを機に、故郷へ帰ることになる。山里の村では、村人の霊を祀る「阿弥陀堂」に暮らす老婆、難病とたたかいながら明るく生きる娘。そして、その娘が阿弥陀堂だよりを作成しているのだが。

この何という表現の仕様のない暖かさ、人のぬくもり、そして正確に時を進むことのありがたさが伝わってきて、それがすばらしい。
映画化にもなったようですが、それは見ていませんが、そこのところをうまく表現していたのなら、きっと映画もすばらしいと思います。

地味かもしれませんが、一読の価値はあります。



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